転職の1年【HSPで苦しんだ1年】

さて、本日は主人が22時からオンラインゲーム大会をパソコンでするとのことなので初めてアプリからブログを投稿します。

さて、私は34歳です。

32歳のときに博物館に転職しました。

博物館楽しかったですよ、とっても。その時の話もいつか書けたらと思ってます。

【博物館での仕事】

ここでの仕事は2年もちました。仕事はとても楽しかったのですが人間関係がとても辛かったです。

HSPの私には大変ありがたいことに、時間に急かされない監視されたり管理されたり人事考課のない仕事で尚且つとっても静かで歴史史料に携われる仕事だったので本当天職と思ってました。

ただ問題だったのは、自他博物館も認めるすごいお局がいたこと。

とてもヒステリーなお局さんがいてその方が怒鳴る度に苦痛だったので外に出てました。

あともう一つ問題だったのは先輩職員に騙されてありもしない業務をやってそのヒステリーなお局さんに怒られていたことです。

HSPの特徴のためなのか私はよく騙されてました、相性悪かったです。

その先輩職員はよく物を隠すので私は毎回隠された物を探してました。

職員の皆がその先輩職員の悪行の証拠をつかもうと必死でしたし毎日先輩社員の悪口を言ってました。

私はその悪口を言い合う空間にいるのが苦痛でした。ですが仕事が好きだったので我慢してました。

ところがある日動悸が始まりました。

長男や次男に感情を爆発させてました。

いま思うとドン引きなくらいキレてました。

そしてとうとう動悸が止まらなくなり感情の制御ができず、感情が爆発すると動悸も強まりその場に倒れるようになりました。

内科で何度も診てもらいましたが治りません。

どうしたものかと思ったとき、診察で博物館の仕事の話になり、先生が気付いてくれました。

hiromiさん、これ内科じゃない。心療内科に行くべきだ。

最初は何言ってんだ、この先生？くらいに疑問でした。だって私が困ってるのは動悸で心臓と呼吸のことなのに何で心療内科なんだよと思ったのです。

でもこれが正解でした。

騙されたと思って心療内科行ってごらんといわれ、行ってみて、私は初めて自分が敏感な人なんだと知りました。そのあと本屋に行って自分がHSPだとわかりました。

いまは心療内科の先生のおかげで動悸は止まってます。あの日々は本当に辛かったです。時間が戻せるなら博物館なんていかないで今の仕事に就いて子育てやり直したいです。

【住宅水道工事会社への正社員転職】

色々悩んだ結果、もう34歳だし、動悸も落ち着いてきたし35歳になる前に正社員で仕事に就こうと決心しました。

子育てママばかりの会社で主に一人で色々な役所に行き申請をしに行くお使いをしながらCADを覚えて1人で黙々と申請図面を描く仕事だったのでHSPの私には最高な環境でした。

お使いは出来るものの、たくさんのことを一気にやらなければいけない図面描きはなかなかに難しく私は全く上達しませんでした。

HSPな私は出来ないとはっきりいうことも出来ずわからないなりにやってみましたが全然だめで、皆さんに

『こんなこともできないの？』と思われてしまうのではないかとずっと恐怖でした。

なのでずっと仕事は苦痛でした。

そんな中、突然社長の姪が離婚したので会社に転職させることが決まりました。

でも席は空いてません。

すると今まで優しかった社長が大声で姪はお使いも出来る、図面も完璧、この部署にいれたらアレもコレもやらせてみてと姪が私のいる部署に入ったらの話を毎日してくるようになりました。

私はあ、いらなくなったんだな…と感じました。

社長の大声も苦痛、CADができない自分も苦痛で主人に辞めたいと話しました。主人はじゃあCADできるように勉強すればいいとか、こっちから辞めてやる必要はないと言ってましたが私は辞めないことで社長の大声を浴び続ける苦痛には耐えられそうもなく…4ヶ月でこの会社を退職しました。

ちなみに退職1ヶ月前に退職届を出したところ、1ヶ月間一切仕事貰えませんでした。もう姪さんに仕事あげるから私の仕事がなくなったんだそうです。

遅かれ早かれ私の仕事は無くなっていたでしょうね。

【役所系水道工事会社への正社員転職】

家から1分のところに同業他社があって、正社員で定時で帰っていいよ、子供の行事病気はいつでも休んで。前の会社より2万高い月給で雇うと言ってくれる最高な会社があったので転職しました。

ほとんど人がいないので毎日暇です。

まずここで給料泥棒なのではないだろうかとずっと心配することになります。

上司に仕事ありませんか？と聞いても仕事はなく、あったとしても書類のホッチキス止めや契約書の製本テープつげ、コピーにスキャナー、FAX送信と簡単なお仕事しかもらえません。

たまに書類のお仕事をもらうのですが全くやったことのない仕事を突然振られます。

私はやってみます！といって過去の書類を引っ張りだし、見様見真似でやってみせます。やったことないのでわかりませんとは言えません。せっかく貰った仕事なのでここで出来るところを見せて役立つ人間だと思われたかったのです。

で、訂正あったら教えて下さい。訂正して出し直しますと言っても間違えてたら上司が直してそのまま役所に提出します。私は役立たなかったという絶望感に苛まれます。

そんな中誰もがパートナーを組みたくないお局とパートナーを組まされてしまいました。

毎日怒鳴られます。

基本怒鳴る人なのでとっても怖いです。

HSPの私には怒鳴る人は本当にだめです。なんとかして話を聞くのですが常に怒鳴るので怒られている、怖い、この電話やめたいという感情ばかりが出てくるので話が全然理解できません。

なのでよく間違ってました。

間違えるたびに怒鳴られます。

だから私は常にこのお局からの電話を怖がっていたし、お局関係の業務は嫌で嫌で仕方ありませんでした。

でもお局は怒鳴るのは好きだからだといってたので、我慢してました。

辞める1ヶ月前くらいから怒鳴られなくなったときは嫌われたのだと嫌われ恐怖症の私はずっと怖がってました。

で、転職して6ヶ月目にそろそろ本格的な業務やろうかと言われて喜んだところで貰った仕事が役所に提出する書類でした。

ただし不正工事をしているので不正していないように見せるために書類を偽造する仕事だったのです。

この仕事をもらって2日はずーっとどうしようどうしようと悩んでました。

だってようやく貰えた仕事が犯罪行為だったからです。

でもこれが出来ないと一人前になれないと言われました。

子供が熱でお休みさせて下さいと言って2日休みました。

その間ずーっと悩みました。

子育て中でも理解があって定時で帰らせてくれて月給制で家から1分の会社なんて恵まれた会社絶対ないよ。

でも犯罪行為だよ。

のループをずーっとしてました。

主人とも話しました。

お休みしてゆっくり考えるか？って言われたのですが、即日で退職しました。

どんなに頑張っても犯罪はできないと心が譲らなかったからです。

HSPは良心的で戦いを好まないのでそういうところが働いたのかなと思います。

【そしていまの会社へ】

しばらく専業主婦するか？と主人に言われたのですが、家計がそれじゃ賄えないということでもう一度転職活動を始めました。

今度は一日中かけて自己分析し、HSPの私でも働けるってどんな条件か、どんな内容なら私は働き続けられるかすっごい考えました。

一日中考えてたどり着いた答えにあてはまる会社、お金の稼ぎ方をさらに調べ上げました。

そして今の会社にたどりつきました。

猛プッシュでいまの会社には攻めまくり、わずか3日の転職活動でいまの会社に転職成功。

パートですが子育て優良企業で休みもとれやすいし怖いお局もいない、怒鳴る人もいない最高の会社に転職できました。

正社員になりたかったなとは思いましたが精神病んでまでやってたら家庭が壊れるのでやめました。

家計も今まで私がみていたのを主人に見直してもらい、家計管理を数字が得意な夫に業務移管。

来月には5万の支出削減、再来月には10万の支出削減に成功できそうです。

しかも私の家事負担も一気に減りました。

さすが我が夫。

長々となりましたがこの1年振り返るとHSPな私でも長く続けられそうな静かな環境の会社に転職は毎回できてたのに毎回人間が怖くて辞めてますね。

早くそれに気づくべきでした。

HSPにとって会社環境と人間関係って大事ですね。

写真はこのブログを書いてる中、ずっと私のお腹を温めながら寝ている我が家の猫です。