HSPと悪口
私は在宅の仕事をやっていますが2週間だけ社内での研修がありました。
基本一人で黙々とやる仕事なので大人数の中でも比較的何とか耐えられたのですが私の後ろの席の子はすごく口の悪い子でしたので最悪でした。
嫌われ恐怖症の私は彼女の悪口が私に向けられてないか常に気を張ってなければいけないからいつも彼女の悪口を聞き逃さない様してました。
ある時、周りの声で聴きとりづらかったのですが彼女が「まじ、〇〇さんの咳うざい。腹が立つしやめて。あとくしゃみも何か嫌」と言いました。
〇〇さんの部分が聞こえなかったのでドキっとしました。
「え、さっき、私、咳した…まさか私?」
その後、後ろの席で彼女の同僚と上司の方が
「うざいとかひどくね」「仮にも上司」とか言ってたのできっと上司に向けて言ってたのだと思います。
私は社内研修が終わるまでの2週間、すごく彼女に嫌悪感を持っていました。
他人に対して何であんなひどいことが平気で言えるのか、平気でお客様に「言ってる意味がまじでわからないのですけど」「で、結局何したいんですか?」とか言うし信じられない。
ずっと早く研修終われ、早く彼女から離れたいとばかり思ってました。
でも研修が終わった帰り道、いいなと思いました。
彼女ははっきりと物おじせず嫌われるとか嫌われないとか考えず発言します。
どの立場の人にもです。
それは相手に対して嘘偽りないということです。
嫌われ恐怖症のために他人に常に演じている私とは違って彼女はとても正直です。
嫌悪感は羨ましかったのもあるのかもしれません。
いつか私もそんな風になれたら色々な人に好かれるようになるかしら…と思いつつ、
でも八方美人の性格だから人間関係に疲れちゃうから今のままでいいや!と思い直した帰り道でした。
写真はストーブのぬくもりと猫です。